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陶器のグラスでビールが美味しくなるって本当?

一般的に美味しくなるといわれています

陶器を作る際は主に素焼き後の作品に釉薬(ゆうやく)という特殊な調合をされた薬を掛け、本焼きされます。

釉薬を掛け、本焼きされると熱による化学反応で様々な色となり、同時に、主にガラス質で出来ている釉薬は、素焼き時の細かい凹凸を埋め、光沢が出て水弾きのよい状態となります。

しかし、この状態では、表面に凹凸が無く、極め細かい泡とはなりません。

釉薬を掛けずに焼締めする事で素焼き時の微小な凹凸を残し、極め細やかな泡を作れる状態となりますが、この状態だと吸水性が強く、作品を洗った際に水分が抜けずに、カビや汚れの原因となります。

ビアジョッキでは、素焼き時の微小な凹凸を活かし、出来るだけ陶器が吸水しないような釉薬を掛けています。

ビールの泡立ちの良し悪しは人それぞれですが、極め細かい泡は、すぐに弾けず炭酸抜けを防いだり、舌に触れた際の滑らさを演出します。

極め細やかな泡立ちにより、滑らかな舌触りの美味しいビールが飲めるとして父の日のプレゼント等にご購入される方が増えています。



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